■ コーキングの役割
コーキングには、部材同士がぶつかり合わないようにするためのクッション材としての役割や、建物への水分の浸入を防ぐ重要な役割があります。
コーキング材の、ひび割れや千切れ・剥がれなどを見たことがある方も多いのではないでしょうか。
このコーキング材が劣化していては、雨漏りの原因になることも。
最後に施工してから5年を過ぎると劣化が始まると言われているため、定期的な補修が必要です。
劣化を発見したら、建物の内部に大きな影響を及ぼす前にご相談ください。
■ こういった症状があればご相談を!
「窓の隙間から雨水が入ってくる…」「劣化が進んで外壁の隙間がボロボロ……」といった症状でお困りの場合は、そのまま放っておかずに当社までご連絡ください。
ずっと安心して暮らせるよう、しっかりと建物の補修をしていきましょう。
■ コーキングを確認すべき箇所
①外壁仕上げ材の継ぎ目
外壁面のコーリングでチェックすべきポイントの1つ目は、仕上げ材と仕上げ材の継ぎ目。
仕上げ材は最近の住宅ではサイディングが多いですが、1枚の壁にサイディングが何枚も使用されているため、多くの継ぎ目があります。この継ぎ目が劣化してひび割れが生じていると、雨漏りの原因となります。
目視でひび割れが大きくないと思っても、劣化しているようであれば、しばらく後の漏水リスクがありますから、早めのメンテナンスを考えるべきです。
②サッシ周り
建物外部のサッシ周りは、ご自身でも確認しやすい箇所。よく見落とすのは、サッシの下側です。サッシ横は見やすく、上側は意識して見ようとする人が多いですが、下側はあまり意識がいかないようです。
雨漏りが下からしないだろうという意識があるのかもしれませんが、回り込んだ雨水が浸入することもありますから、注意深く確認すべきです。
③排気口・配管等の貫通部周り
排気口周りのコーリングは、施工されていないこともありますが、そこから雨漏りしている事例もあります。中古住宅なら、サッシ周りや外壁仕上げ材の継ぎ目と同様に劣化状態を確認しなければなりません。
また、配管が外壁を貫通しているケースも多いので、その配管貫通部の周りにもコーリングが施工されています。このポイントでも施工漏れやひび割れ、著しい劣化を確認することがよくあるので、必ず見ておきたいところです。
④バルコニーの手すり・笠木と外壁の接合部
バルコニーには雨漏りリスクのあるチェックポイントがいくつもあるのですが、コーリングに限定した箇所だけで考えても手すりや笠木と外壁の接合部分は慎重にチェックしたい箇所です。
■コーキング打ち替えの流れ
【STEP1】既存のコーキング材の撤去
カッターなどでコーキングに切り込みを入れ、サイディングとの部分をキレイに取り除いていきます。
【STEP2】養生
コーキングを打つ部分に沿ってマスキングテープで丁寧に養生を行います。
【STEP3】プライマー塗布
コーキング材の密着力を高めるプライマーを塗布します。
プライマー不足はやせやはがれの原因になります。
【STEP4】バックアップ材挿入、ボンドプレーカー貼り付け
バックアップ材を挿入したり、ボンドブレーカーというテープを底面に貼り付けます。
【STEP5】コーキング材充填
コーキングガンを使用し、コーキング材を充填。
コーキング材のボリューム不足はやせの原因に。
適切な厚さに充填することが大切です。
【STEP6】へらおさえ
コーキング中に空洞ができないよう、ヘラを使用して圧着させていきます。
【STEP7】養生はがし・乾燥
コーキング材が乾く前に養生テープをはがします。
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